Yamada-Lab

WindowsVista+Apache2.0+PHP5環境構築

第2章 PHP5のインストール

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2.2 PHP5の環境設定・動作確認

■PATH設定

 以下の手順で、Windows Vista の環境変数PATHに「c:\php5」を追加します。

(1)「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」で、「コントロールパネル」を開きます。「システム」を選択します。

(2)「システムの詳細設定」のリンクをクリックします。

(3)「環境変数」ボタンをクリックします。

(4)下段にある「システム環境変数」の中の「Path」をクリックし、その下の「編集」ボタンをクリックします。

(5)「変数値」の既存の文字列の最後に、半角英字で「;c\php5」の7文字を追加してください。最初に「;」(セミコロン)を記入するのを忘れないでください。

 既存の文字列は絶対に変更・削除しないように注意してください。もし、間違ったら、「キャンセル」ボタンを押して、やりなおしてください。

(6)追加記入が終わったら、「OK」ボタンを押してください。以下、順次「OK」ボタンを押して、各ダイアログボックスを正常に閉じてください。

■PHPの環境設定

(1)c:\php5の「php.ini」ファイルをテキストエディタで開きます。

(注)Apache1では、c:\php5フォルダにある「php.ini_dist」ファイルを「c:\WINDOWS」にコピーし、ファイル名を「php.ini」に変更していましたが、Apache2では、その必要はなくそのかわり、以下のように設定します。(2007年9月14日追記)

(a)c:\php5フォルダにある「php.ini_dist」ファイルのファイル名を「php.ini」に変更します。
(b)Apache2の環境設定ファイルhttpd.confファイルに、以下を記述します。
     PHPIniDir "C:/php5"

(注)詳細は、c:\php\install.txtファイルの「Chapter 5. Runtime Configuration」を参考にしてください。

(2)「doc_root = 」という行を探し、ドキュメントルートをApache2のドキュメントルートである「c:\apache2\htdocs」に設定します。そのために

次のように記入します。

doc_root = "c:\Apache2\htdocs"

 ルートディレクトリとは、URLにおけるルートディレクトリのことです。たとえば、下図の「c:\Apache2\htdocs」をルートディレクトリに設定するということは、URLで「http://localhost:8080/」と指定すると、ローカルホストのルートディレクトリを指定していることになります。

 ルートディレクトリにtest.phpファイルを置くと、URLでそのファイル(「c:\Apache2\htdocs\test.php」にアクセスするには、「http://localhost:8080/test.php」と指定すればいいことになります。

(3)「extension_dir =」という部分を探し、以下のように変更します。

extension_dir = "c:\php5\ext"

(4)「;extension=php_mbstring.dll」という行を探し、先頭の「;」(コメントアウト)を削除します。

extension=php_mbstring.dll

(5)「;output_handler =」の行を探し、以下のように変更します。

output_handler = mb_output_handler

(6)[mbstring]という行を探し、以下のように、先頭の「;」(コメントアウト)を削除します。

ここでは、2バイトコードとして、多言語の同時利用が可能なようにUNICODEのUTF8を使うこととします。

(注)AjaxやGoogle Maps APIでは、文字コードとしてUNICODEのUTF-8コードを使用します。そこで、2006年ごろから、PHPでは一般に、従来主流だったEUCコードでなくUTF8コードを使用することが一般的になっています。

mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF8
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = UTF8
mbstring.encoding_translation = On
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none;

(7)「;default_charset =」という部分を探し、以下のように変更します。

default_charset = "UTF8"

(8)PostgreSQL関連の関数を使用できるようにします。「;extension=php_pgsql.dll」という部分を探し、先頭の「;」(コメントアウト)を削除します。

extension=php_pgsql.dll

(9)MySQL関連の関数を使用できるようにします。「;extension=php_mysql.dll」という部分を探し、先頭の「;」(コメントアウト)を削除します。

extension=php_mysql.dll

 

■ApacheのPHP関連の環境設定

(1)「c:\Apache2\conf」フォルダの中にある「httpd.conf」ファイルをテキストエディタで開き、以下の変更をします。

(2)ApacheにPHPモジュールを組み込むために、「LoadModule」が並んでいる部分の末尾に次の一行を書き加えます。

LoadModule php5_module C:/php5/php5apache2.dll

(注2)PHP5をApache1.3.xで使う場合は
「LoadModule php5_module C:/php5/php5apache.dll」とします。(2006-05-19)

(注3)Apache2.0以降では、以下の行の追加は不要です。追加するとエラーになり、Apacheが起動しません。
    「AddModule mod_php5.c」

(3)「*.php」拡張子とPHPを関連づけるために、末尾あたりに次の1行を書き加えます。

AddType application/x-httpd-php .php

(4)「DirectoryIndex」という行に「index.php」を追加します。

DirectoryIndex index.html index.php

(5)任意の場所に(上記(2)の直下あたり)に以下の1行を追加します。(2007年9月14日追記)

PHPIniDir "C:/php5"

(6)ファイルを保存し、Apacheを再起動します。

 

■PHPの動作確認(ルートディレクトリの場合)

(1) PHPファイルにブラウザでアクセスしたときにPHPスクリプトが自動的に動作するかどうか確認します。以下の簡単なPHPファイルを作成し、phpinfo.phpとして、ルートディレクトリ(c:\Apache2\htdocs)にサブディレクトリ「test」を作成し(「c:\Apache2\htdocs\test」)におきます。

<?php
  phpinfo();
?>


(2)ブラウザで、URL欄に「http://localhost:8080/test/phpinfo.php」と記入し、アクセスします。testは、ルートディレクトリの直下のサブディレクトリとしてのtestを意味しています。

 以下の画面が表示されればPHPは正常に動作しています。

 「Loaded Configuration File」の行は、PHPの環境設定ファイルである「php.ini」のファイルのフルパスを示しています。ここでは、「c:\php5\php.ini」であることを示しています。

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執筆 山田豊通
更新日: 2007年9月17日