Windows+Apache+PHP+MySQL(5.0)によるWebアプリケーション

第1章 MySQL(ver.5.0)のインストール

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 MySQL(ver.5.0)をWindows XP環境にインストールします。

 なお、MySQL(ver.5.0)も含めMySQL(ver4.1)以降は、データベース名、テーブル名、フィールド名等、データベースの構造記述には日本語(2バイト文字コード)を使用せず1バイト系の英数字で記述することを強く勧めます。(2006-09-01)

 ただし、テーブルに保存するデータについては、日本語(2バイト文字コード)を使用可能です。

AjaxやGoogle Maps APIでは、文字コードとしてUNICODEのUTF-8コードを使用します。
本文では、UNIX(Linux)サーバで広く使われているEUCコードでの動作環境設定を行っていますが、UNICODEのUTF-8コードの環境設定を行う場合は、以下を参照してください。(2006-11-10追記)

「Windows XP+Apache2+MySQL5+PHP5環境でUTF-8コードの環境設定を行う方法」

■MySQLのダウンロード

(1)MySQLの公式サイトは

http://www.mysql.com/

で、2006年8月時点で、5.0版がリリースされています。「Developer Zone」−「Downloads」を選択すると以下のページが表示されます。

 「MySQL 5.0 -- Generally available(GA) release for production use」を選択します。

(2)「Windows(X86)」の「Pick a mirror」を選択します。

(3)次のページが表示されます。

(4)下の方にスクロールし、以下の日本のミラーサイトを選択します。

(5)「ファイルのダウンロード」ダイアログボックスが表示されるので、「保存」ボタンをクリックします。

(6)保存先のフォルダーを指定し、「保存」ボタンをクリックします。

(7)ダウンロードが始まります。

(8)ダウンロードが完了したら、「フォルダを開く」ボタンをクリックします。

(9)ダウンロードした「mysql-5.0.24-win32.zip」ファイルを解凍するために、ファイル名の上で右クリックし、ポップアップメニューから「すべて展開」を選択します。

(10)「展開ウィザード」が起動します。「「次へ」ボタンをクリックします。

(11)展開先のフォルダーを指定します。既定のまま「次へ」ボタンをクリックします。

(12)解凍(展開)が完了したら、「完了」ボタンをクリックします。

(13)解凍された「Setup.exe」ファイルが表示されます。

■MySQLのインストール

(1)ダウンロードし、解凍して表示された「Setup.exe」ファイルをダブルクリックします。

(2)「セキュリティの警告」が表示されますが、そのまま「実行」ボタンをクリックします。

(3)MySQLのセットアップウィザードが起動します。「Next」ボタンをクリックします。

(4)「Setup Type」として、既定の「Typical」を選択したまま、「Next」ボタンをクリックします。

(5) インストール先のフォルダーは既定のままとし、「Install」ボタンをクリックします。

(6)インストールが開始されます。

(7)一般には、MySQL.comに登録しなくてもいいので、「Skip Sign-Up」を選択し、「Next」ボタンをクリックします。

(8)インストールが完了しました。

 引き続き、環境設定を行うので、「Configure the MySQL Server now」をチェックし、「Finish」ボタンをクリックします。

 

■MySQLの環境設定

(1)MySQLの環境設定ウィザードが起動します。既定の「Detailed Configuration」のまま、「Next」ボタンをクリックします。

(2)既定の「Developer Machine」のまま、「Next」ボタンをクリックします。

(3)既定の「Multi Function Database」のまま、「Next」ボタンをクリックします。

(4)既定のまま、「Next」ボタンをクリックします。

(5)既定の「Decisison Support(DSS)/OLAP」のまま、「Next」ボタンをクリックします。

(6)既定の「Enable TCP/IP Networking」を選択し、「Port Number」も既定の「3306」のままとし、「Next」ボタンをクリックします。

パーソナル・ファイアウォール等を使用している場合は、ポート番号の「3306」を使用できるように設定変更しておく必要があります。

(7)使用する漢字コードをSJISコードに設定します。そのために、「Manual Selected Default Character Set/Collation」を選択し、「Character Set」にUJISを選択し、「Next」ボタンをクリックします。

(注)ただし、この設定は有効に反映されていないようです。後で、直接「my.ini」ファイルで設定することとします。

(8)既定の「Install As Windows Service」のほかに、「Inclue Bin Directory in Windows PATH」もチェックし、「Next」ボタンをクリックします。

(10)「Modify Security Settings」をチェックし、「 New root password 」欄に root用パスワードを記入し、「Confirm」欄に rootパスワードをもう1回入力し、「Next」ボタンをクリックします。

(11)「Execute」ボタンをクリックします。

(12)環境設定ファイルの更新等が始まります。正常に環境設定が完了すれば、下記ダイアログボックスが表示されます。「Finish」ボタンをクリックし、環境設定ウィザ^−ドを終了します。

 

■「my.ini」ファイルの設定

 MySQL4.1からは、文字コードの設定が複雑になりました。Windows環境で漢字コードを文字化けしないで表示するためには、以下の設定が必要です。

(注)MySQL4.0までは、文字コード(キャラクターセット)はMySQLのデータベースサーバだけが設定するものであり、クライアントの文字コードは、サーバの文字コードに自動的に合わせて動作していました。
しかし、MySQL4.1以降は、データベースサーバ、クライアントがそれぞれの文字コードで動作するようになり、コンパイル時等にそれぞれの設定が必要になりました。
ダウンロード用のバイナリファイルは欧米でコンパイルされ配布されるので、一般にクライアント用の文字コードは1バイト系の「latin1」コードや「ASCII」コードに設定される場合が多く、クライアント用に「SJIS」コードや「EUC」コードを使用する日本の場合、文字化けがおきてしまいます。
また、MySQL4.1以降のMySQLの内部記述言語がunicodeの「utf8」コードで統一されるようになったことも、日本語を使用する立場からは文字コードの扱いを複雑にしています。
詳細は、 http://www.mysql.gr.jp/frame/modules/bwiki/index.php?cmd=read&page=FAQ#content_1_40 等を参考にしてください。

 上記の既定のインストールでは、MySQLは、「C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.0」のフォルダにインストールされます。そのフォルダの中の「my.ini」ファイルをエディターで開き、以下の設定を行います。

(1)「# CLIENT SECTION」の行を探し、「port = 3306」の下に、以下の記述を追加します。

[mysql]

default-character-set=ujis

[mysqldump]

default-character-set=ujis

(2)「# SERVER SECTION」の行を探し、「[mysqld]」の行の下に、「default-character-set=・・・」の行を探し、以下のように設定します。

default-character-set=ujis

(3)MySQL 5.0.13-rc 以上のバージョンの場合、(2)の記述の下に、以下の記述を挿入します。

skip-character-set-client-handshake

(注)この記述は極めて重要です。これで、文字化けが解消されます。

 「my.ini」ファイルを書き換えた場合は、次項のWindowsOSにおける「MySQLサービス」を再起動するか、PCそのものを再起動する必要があります。

■MySQLサービスの起動の確認

 インストールと環境設定が正常に完了していれば、MySQLが自動起動しています。それを確認するために、「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」−「管理ツール」−「サービス」を選択します。「サービス」に「MySQL」が登録され、「スタートアップの種類」が「自動」に、「状態」が「開始」になっていることを確認してください。

■MySQLコマンドラインクライアントの起動確認

 MySQLコマンドラインクライアントが正常に起動するかどうかを確認します。そために、「スタート」−「プログラム」−「MySQL」−「MySQL Server 5.0」−「MySQL Command Line Client」を選択します。

 MySQLコマンドラインクライアントが起動し、パスワード入力が求められます。環境設定で設定したroot用パスワードを入力し、「Enter」キーを押します。

 以下の画面が表示されれば、正常です。

 

■PHPの環境設定

 PHPでMySQLを使用できるようにするために、php.iniファイルで、以下の行の行頭の「;」を削除します。

extension=php_mysql.dll

■PHPでMySQLを使用できることの確認

 PHPでMySQLを使用できるようになると、たとえば、PHPの環境設定データをphpinfo()関数で表示させると、以下のMySQLに関連する環境設定データが表示されるようになります。

 

■参考

http://www.mysql.gr.jp/frame/modules/bwiki/index.php?cmd=read&page=FAQ#content_1_40

http://www.y2sunlight.com/ground/?MySQL4.1%2F9.MySQL%A4%CE%BC%C2%B8%B3%2F3.%B4%C1%BB%FA%A4%CE%BB%C8%CD%D1

 


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執筆 山田豊通
更新日: 2006年11月10日