3.2 PageCounterコンポーネントの利用
■PageCounterオブジェクトの生成
PageCpounterコンポーネントにはPageCounterオブジェクトのみが存在します。あるWebページのアクセスカウターを作成するにはまずPageCounterオブジェクトを生成する必要があります。その構文は次の通りです。
<% Set objPage = Server.CreateObject("IISSample.PageCounter") %>
なお、IISのヘルプおよびMSDNライブラリでは"IISSample"でなく"MSWC"となっています。
■Webページのアクセス数のカウント
Webページのアクセス数をカウントするには、そのWebページを生成するaspファイル内に以下のPageHitメソッドを記述します。
<% objPage.PageHit %>
■カウンター値の取得
現在のカウンター値は、HItsメソッドで取得できます。例えば、
あなたは <%= objPage.Hits %>番目の訪問者です。
のように記述します。変数に格納することも可能です。
<% intCounter = objPage.Hits %>
■単純な使用例
リスト3.1 count.asp
01 <%@ LANGUAGE="VBScript" %>
02 <% Option Explicit %>
03 <HTML>
04 <HEAD>
05 <TITLE>count.asp</TITLE>
06 </HEAD>
07 <BODY>
08 <%
09 Dim objPage
10
11 'PageCounterオブジェクトの生成
12 Set objPage = Server.CreateObject("IISSample.PageCounter")
13 'このページ(count.asp)のアクセスカウンターを1増加する
14 objPage.PageHit
15 %>
16 あなたは <%= objPage.Hits %> 人目の訪問者です<BR>
17 </BODY>
18 </HTML>
図3.1
ここで、「再読み込み」ボタンをクリックすると、カウンターが1個ずつ増加していきます(図3.2)。
図3.2
これは、まさにページアクセスカウンターであって、何人目の訪問者とはいえません。
厳密に訪問者数をカウントするには、特別なしかけが必要になります。
ここで、ASPが提供する「セッション」という概念が効果を発揮します。
セッションについては、次節で述べます。