WindowsXP+Apache2.0+PHP5環境構築

第2章 PHP5のインストール

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2.2 PHP5の環境設定・動作確認

AjaxやGoogle Maps APIでは、文字コードとしてUNICODEのUTF-8コードを使用します。
本文では、UNIX(Linux)サーバで広く使われているEUCコードでの動作環境設定を行っていますが、UNICODEのUTF-8コードの環境設定を行う場合は、以下を参照してください。(2006-11-10追記)

「Windows XP+Apache2+MySQL5+PHP5環境でUTF-8コードの環境設定を行う方法」



■PATH設定

 以下の手順で、Windows XP の環境変数PATHに「c:\php」を追加します。

(1)「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」で、「コントロールパネル」を開きます。「システム」を開きます。

(2)「詳細設定」のタグをクリックします。

(3)「環境変数」ボタンをクリックします。

(4)下段にある「システム環境変数」の中の「Path」をクリックし、その下の「編集」ボタンをクリックします。

(5)「変数値」の既存の文字列の最後に、半角英字で「;c\php」の6文字を追加してください。最初に「;」(セミコロン)を記入するのを忘れないでください。

 既存の文字列は絶対に変更・削除しないように注意してください。もし、間違ったら、「キャンセル」ボタンを押して、やりなおしてください。

(6)追加記入が終わったら、「OK」ボタンを押してください。以下、順次「OK」ボタンを押して、各ダイアログボックスを正常に閉じてください。

■PHPの環境設定

(1)c:\phpディレクトリにある「php.ini-dist」ファイルか「php.ini-recomenndation」ファイルのファイル名を「php.ini」に変更し、テキストエディタで開きます。(2007年9月14日修正)

(注)詳細は、c:\php\install.txtファイルの「Chapter 5. Runtime Configuration」を参考にしてください。

(2)「doc_root = 」という行を探し、ドキュメントルートをApache2のドキュメントルートである「c:\Apache2\htdocs」に設定します。そのために

次のように記入します。

doc_root = "c:\Apache2\htdocs"

 ルートディレクトリとは、URLにおけるルートディレクトリのことです。たとえば、下図の「c:\Apache2\htdocs」をルートディレクトリに設定するということは、URLで「http://localhost:8080/」と指定すると、ローカルホストのルートディレクトリを指定していることになります。

 ルートディレクトリにtest.phpファイルを置くと、URLでそのファイル(「c:\Apache2\htdocs\test.php」にアクセスするには、「http://localhost:8080/test.php」と指定すればいいことになります。

(3)「extension_dir =」という部分を探し、以下のように変更します。

extension_dir = "c:\php\ext"

(4)「;extension=php_mbstring.dll」という行を探し、先頭の「;」(コメントアウト)を削除します。

extension=php_mbstring.dll

(5)「;output_handler =」の行を探し、以下のように変更します。

output_handler = mb_output_handler

(6)[mbstring]という行を探し、以下のように、先頭の「;」(コメントアウト)を削除します。

mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = EUC-JP
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = SJIS
mbstring.encoding_translation = On
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none;

(7)「;default_charset =」という部分を探し、以下のように変更します。

default_charset = "EUC-JP"

(8)PostgreSQL関連の関数を使用できるようにします。「;extension=php_pgsql.dll」という部分を探し、先頭の「;」(コメントアウト)を削除します。

extension=php_pgsql.dll

(9)MySQL関連の関数を使用できるようにします。「;extension=php_mysql.dll」という部分を探し、先頭の「;」(コメントアウト)を削除します。(2007年9月14日修正)

extension=php_mysql.dll

(注)PHP4では、MySQLの関数は既定で、特段の設定をしなくてもインストール後すぐ使用できるようになっています。

■ApacheのPHP関連の環境設定

(1)「c:\Apache2\conf」フォルダの中にある「httpd.conf」ファイルをテキストエディタで開き、以下の変更をします。

(2)ApacheにPHPモジュールを組み込むために、「LoadModule」が並んでいる部分の末尾に次の一行を書き加えます。httpde.confファイルでは、ディレクトリ区切り記号は「\」でなく「/」とします。

LoadModule php5_module C:/php/php5apache2.dll

(注)「LoadModule php5_module C:/php/sapi/php5apache.dll」は誤りでした。
PHP5をApache1.3.xで使う場合は
「LoadModule php5_module C:/php/php5apache.dll」とします。(2006年05月19日修正)

(3)「*.php」拡張子とPHPを関連づけるために、「<IfModule mod_mime.c>」の下の「AddType」が並んでいる部分に
次の2行を書き加えます。

AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps

(4)「DirectoryIndex」という行に「index.php」を追加します。

DirectoryIndex index.html index.php

(5)任意の場所に(上記(2)の直下あたり)に以下の1行を追加します。(2007年9月14日追記)

PHPIniDir "C:/php"

(6)ファイルを保存し、「Apache Service Monitor」ウィンドウを開き、「Restart」ボタンをクリックし、Apacheを再起動します。

(7)正常に再起動すれば、下図のように表示されます。

■PHPの動作確認(ユーザディレクトリの場合)

(1) PHPファイルにブラウザでアクセスしたときにPHPスクリプトが自動的に動作するかどうか確認します。次の簡単なPHPファイルを作成し、phpinfo.phpとして、「c:\Apache2\users\test\public_html」に置きます。

<?php
  phpinfo();
?>

(2)ブラウザを起動し、URL欄に「http://localhost:8080/~test/phpinfo.php」と記入し、アクセスします。以下の画面が表示されればPHPは正常に動作しています。ここで使ったphpinfo()関数はPHPに関連する環境設定値等システム側の種々情報を一覧表示する関数です。

■PHPの動作確認(ルートディレクトリの場合)

(1)上で作成したphpinfo.phpファイルを、ルートディレクトリにサブディレクトリ「test」を作成し(「c:\Apache2\htdocs\test」)におきます。

(2)ブラウザで、URL欄に「http://localhost:8080/test/phpinfo.php」と記入し、アクセスします。testの前に「~」(チルダ)は記入しないことに注意してください。ここでのtestは、ユーザ名としてのtestでなく、ルートディレクトリの直下のサブディレクトリとしてのtestを意味しています。

 以下の画面が表示されればPHPは正常に動作しています。

 

 


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執筆 山田豊通
更新日: 2007年9月14日